熱ぶくれは、見た目が悪くなるだけでなく、そのままにしておくと外壁材の劣化や雨漏りにつながることもあるので、早めの対応が必要です。
熱ぶくれってなに?
熱ぶくれとは、外壁の塗膜が高温によって膨らんでしまう現象のことです。
塗膜の内部に熱や湿気がとどまり、逃げ場が無くなった空気や水分が膨張することで、表面がボコボコと盛り上がります。
特に夏の強い日差しが当たる外壁面で発生しやすく、南面や西面の外壁は注意が必要です。
熱ぶくれが起きる主な原因
熱ぶくれは、複数の要因が重なって発生します。代表的な原因を紹介していきます。
①塗料の選択ミス
耐熱性の低い塗料を使うと、高温により塗膜が軟化し膨張しやすくなります。
②下地処理の不足
洗浄不足や古い塗膜の浮きを処理しないまま塗装すると、密着性が低くなり膨れの原因になります。
③高温多湿の環境で施工した
気温が高い日や湿度が高い日に塗装すると、塗料の乾燥が早すぎたり水分が残ったりし、後々膨れが発生しやすくなります。
④外壁内部の蓄熱
外壁が熱を溜め込み、内部の水分が気化して塗膜を押し上げることがあります。
特に濃い色の外壁は熱を吸収しやすいので、熱ぶくれが起きやすい傾向にあります。
熱ぶくれをそのままにしておくとどうなる?
熱ぶくれは、見た目の問題だけでなく、そのままにしておくと次のような深刻なトラブルにつながります。
・塗膜の破裂
内部の空気や水分が膨張し続けると、塗膜が破裂して剥がれ落ちます。その結果、 防水機能が失われて外壁材がむき出しになります。
・雨水の侵入
膨れた部分や剥がれた部分から雨水が浸入することで、外壁材や内部の木材を腐らせる原因となります。
・雨漏りの発生
内部に侵入した水が室内まで届くと雨漏りにつながり、壁紙のシミや天井から水滴が落ちるなど、深刻な被害が出ることもあります。
・補修の費用が高額になる
初期の小さな膨れであれば部分補修で済みますが、そのままにしておくと全面塗装や内部補修が必要になり、費用が高額になることもあります。

熱ぶくれの対処方法
熱ぶくれを見つけたら、まずは塗装専門店に相談しましょう。
症状の程度によって対処方法が変わります。
軽度の場合→部分補修
膨れた部分を削り、下地処理をしたうえで再塗装します。
小規模なら数万円程度で対応できることもあります。
重度の場合→全面塗装
広範囲に膨れが発生している場合は、外壁全体の塗り替えが必要です。
塗膜の一貫性を保ち、再発を防ぐためにも全面施工が推奨されています。
熱ぶくれを防ぐための予防策
熱ぶくれは、正しい施工と塗料選びで防ぐことができます。
①高耐熱性の塗料を選ぶ
シリコン、フッ素、無機塗料は耐候性が高いので、熱ぶくれのリスクを低減できます。
②遮熱塗料を使う
太陽光を反射し、外壁の温度の上昇を抑える効果があるので、 蓄熱による膨れを防ぐのに有効です。
③下地処理を丁寧に行う
洗浄・補修・下塗りを適切かつ丁寧にすることで、塗膜の密着性が高くなり膨れを防げます。
④高温の日の施工を避ける
夏場の直射日光が強い時間帯は避け、早朝や夕方の施工が良いとされています。
⑤外壁の定期点検
小さなひび割れや劣化を早期に発見し、膨れの原因を取り除くことができます。

まとめ
熱ぶくれは、外壁からのSOSです。
間違った塗料選び、下地の処理不足、高温多湿の環境、外壁の蓄熱 、など複数の要因が重なって発生します。
そのままにしておくと、 塗膜の破裂や雨漏りなどの深刻なトラブルにつながるので、早めの診断と対処が大切です。
SUNペイントでは、熱ぶくれの補修、再発防止のご提案まで、わかりやすく丁寧に対応させていただきます。
「自宅の外壁が膨れている気がする」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。お待ちしております!