先週からご紹介させていただいている、普段の生活であまり意識しないけれど、とても重要な役割を持つ部材のブログ。
今回は、帯板(おびいた)についてご紹介します。
帯板は、外壁のデザインの一部と思われがちですが、 実は家を守るための重要な部材なんです。
帯板(おびいた)ってなに?
帯板とは、外壁の上下や階層の境目に取り付けられている横長の板材のことで、外壁を「帯のように」区切ることからこの名前がついています。

↑赤部分「帯板」
1階と2階の境目にある帯板を見たことがある方も多くいらっしゃると思いますが、その役割を知っている方は意外と少ないのではないでしょうか。
帯板の大切な役割
①外壁の境目を守る防水の要
外壁材の継ぎ目や段差部分は雨水が入り込みやすい場所で、帯板はその境目を覆い、雨水の侵入を防ぐ役割を担っています。
特に1階と2階の境目は、 雨が当たりやすく、劣化が進行しやすい部分です。
帯板がしっかり機能しているかどうかで、 家の防水性能が大きく変わります。
②外観デザインを引き締める
帯板は家の印象を大きく左右します。
水平ラインが入ることで外壁全体が引き締まって、スタイリッシュで安定感のある外観になり、最近では帯板の色を外壁と変えてアクセントにするデザインも人気があります。
③劣化のサインを教えてくれる
帯板は外壁の中でも、劣化が早く出てくる部分です。
塗膜の剥がれ、黒ずみやコケの付着などが見られたら、外壁全体のメンテナンス時期のサインと言えます。
帯板の劣化をそのままにすると、 雨水が内部に侵入し、木部の腐食や雨漏りにつながることもあります。
帯板が劣化するとどうなる?
帯板の劣化は、見た目だけの問題ではありません。
・雨水が内部に侵入する
・外壁材の腐食につながる
・釘のサビ
・帯板の反りや割れ
・雨漏りの原因に発展する
特に木製の帯板は、塗膜が剥がれると一気に雨水を吸収し、反りや割れが発生しやすくなります。
「帯板だけ劣化しているから、そこだけ直せばばいいかな」と思われがちですが、 帯板の劣化は、外壁全体の劣化の前触れであることが多いです。
塗装の時にチェックしたいポイント
帯板のメンテナンスは、外壁塗装と一緒に行うのが理想的です。
その際は、次のポイントを必ず確認しましょう。

下地の状態
反りや割れ、腐食がないか確認し、劣化が進んでいる場合は交換が必要です。
釘やビスの浮き
帯板が浮いていると、そこから雨水が入り込みます。
シーリングの状態
帯板の周りのシーリングが劣化していると、防水性能が落ちます。
塗膜の状態
チョーキング(白い粉)や色褪せ、剥がれが出ていないか。
SUNペイントでは、帯板の状態に合わせて最適な塗料選びと下地処理を行い、長持ちする仕上がりを提供しております。
SUNペイント”現場から”
実際の現場でも、帯板の劣化はよく見られます。
「外壁はきれいなのに、帯板だけ黒ずんでいる」
「帯板の塗膜が剥がれて、木がむき出しになっている」
この様な状態をそのままにしておくと、 雨水が内部に入り込み、外壁材の腐食につながることもあります。
SUNペイントでは、外壁だけでなく、帯板、軒天、破風板などの細部まで丁寧に診断します。
家を長持ちさせるためには、 見えない部分のメンテナンスがとても大切なのです。